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愛すべき人たち [健康]

半年ほど前の入院中のネタで恐縮です。

(その1)
まるでちびまるこちゃん・・・
のおじいさんでした。とてもとぼけた(いや、ご自身はまじめ)感じの方でした。
ある日の医師とのやり取りから。
医師「今日の採血は動脈から採りますね。」
じい「先生!、その針、ふ、太いな。」
医師「ちょっと痛いかもしれないけれど、我慢してくださいね。」

じい「い、イタっ」
医師「?、まだやっていませんが・・・」(←困惑した様子)
じい「あっ、ほんと、・・・・・・ぐふっ、いてて、いてて・・・」(この時は実施されたもよう)

失礼ながら、カーテン越しのベッドの上で、空振りのタイミングでは静かに笑わせていただき、
「いてて」のタイミングでは同情していました。私も針は苦手です。

(その2)
看護師泣かせ
の兄ちゃんです。この人はとっても立派なtattooを全身にまとっていました。
ある日、事件は起こりました。
看護師「点滴しますね。」
兄「どうぞ。」
看「(困ったように)あれ?、あれ?」

看「ダメ・・・どうしましょう、判らない・・・」
看(泣きそうな声で)「ごめんなさい、先輩呼んできます。」
アートに邪魔されて、腕の血管が分らなかったようです。
失礼ながら、カーテン2枚越しのベッドの上で息をひそめていました。
この件の後、看護師からこの病室は(気持ちの上で)敬遠されるようになったとか。
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